近年、世界的に注目を集めるドローンレース!
海外では賞金総額1,000,000ドル(約1億2千万円弱)という衝撃的な大会も開催されました!
動かすだけに飽きてきた!空撮だけじゃ満足できない!
そんなあなたに国内で開催されているドローンレースをご紹介!
今回は『JAPAN DRONE LEAGUE』を紹介します。
目次(タイトルクリックでジャンプします)
ドローンレースの種類
FPVと目視
目視はドローンを操作する本人が直接目視で確認しながら操作するレースです。
FPVはFirst Person Viewの略で、一人称視点。つまりパイロットの視点です。
ヘッドマウントディスプレイを装着し、ドローンのカメラから送られてくる映像を見ながら操縦します。
ドローンレースの種類として、そのほかにマイクロドローンレースがあります。
こちらは重さ25g以下の小型のドローンを利用したレースです。
JAPAN DRONE LEAGUE(JDL)
JAPAN DRONE LEAGUE(以下 JDL)はFPVのレースです。
初エントリー時のみ、自分の実力に合わせてエキスパートクラスかオープンクラスが選択可能です。
JDLのカテゴリー
JDLのカテゴリーは3つに分かれています。レースの結果によって下位カテゴリーから上位カテゴリーへの入れ替えも行われています。
・オープンクラス
・エキスパートクラス
・プロクラス
カテゴリーの入れ替え(昇格・降格)
レースの結果によって、上位カテゴリーへの昇格、下位カテゴリーへの降格があります。
オープンクラスからエキスパートクラスへ
オープンクラスからエキスパートクラスへの昇格は、オープンクラスでのレースの予選結果が、エキスパートクラスの予選9位以上の結果を残した場合に昇格となります。
エキスパートクラスからプロクラスへ
エキスパートからプロへの昇格は、本戦の結果に応じて配点されるQP(クオリファイポイント)によって決定されます。
昇格候補者はエキスパートクラスの決勝進出者、そしてプロクラスのQP下位3名が降格候補者になります。この計6名の候補者の、それぞれのQPを高得点順に並べ、上位3名がプロクラスへ、下位3名がエキスパートクラスへ入れ替えとなります。
ポイント制度について
QPという言葉がでてきましたので、JDLのポイントについて説明します。
パイロットには2種類のポイントが付与されます。
QP(クオリファイポイント)
予選の結果に応じて1位には30ポイント、2位は29ポイント、3位は28ポイント、というように配点され、30位以下は全員1ポイントとなります。
予選結果 | QP | 予選結果 | QP | 予選結果 | QP |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 30P | 11位 | 20P | 21位 | 10P |
2位 | 29P | 12位 | 19P | 22位 | 9P |
3位 | 28P | 13位 | 18P | 23位 | 8P |
4位 | 27P | 14位 | 17P | 24位 | 7P |
5位 | 26P | 15位 | 16P | 25位 | 6P |
6位 | 25P | 16位 | 15P | 26位 | 5P |
7位 | 24P | 17位 | 14P | 27位 | 4P |
8位 | 23P | 18位 | 13P | 28位 | 3P |
9位 | 22P | 19位 | 12P | 29位 | 2P |
10位 | 21P | 20位 | 11P | 30位以下 | 1P |
FP(ファイナルポイント)
こちらは本戦の結果に応じたポイントです。
順位とクラスによって配点が変わります。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
プロ | 20 | 18 | 16 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 |
エキスパート | 15 | 13 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 |
オープン | 10 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
これらのポイントによって、ランキングやカテゴリーの入れ替えがなされます。