Roninなどの大型ジンバルスタビライザーを利用するとき、重いスタビライザーは両腕に負担になります。今回はそんな腕の負担を軽減する外骨格サポートシステムTiltaの「Armor Man 3」をご紹介します!
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Tiltaの外骨格サポートシステム
まるで近未来のシューティングゲームに出てくるの装備のような見た目のArmor Man 3。
カメラのアクセサリーメーカーであるTiltaが開発したArmor Man3は、ジンバルの重量を腕から身体の中心に移動することで、ジンバル撮影の負担を軽減するしくみになっています。
また駆動は電動式ではなく、バネの構造のみで実現しているというから驚きです。
カメラの重量を合わせると20kg以上になるジンバルが、約4分の一の重量感覚(5kgほど)で長時間撮影ができるようになるとのことです。
カメラマンが様々なポーズでも無理なく稼働するようになっており、前屈・左右に回転する、腰をひねるような動作がしやすいようになっています。
北京のBIRTV 2019 に出展され注目を浴びた
中国の北京で開催される、新しい放送機材を展示する大規模な展示ショー「BIRTV 2019(正式名称はBeijing International Radio, TV & Film Exhibition)」で出展されたArmor Man 3。そのフォルムは展示会の中でも注目を浴びました。
YouTube動画
Armor Man 3 開発者のインタビュー動画です(英語)。実際に使用されているシーンなどから、Armor Man 3がどれだけジンバルの負担を和らげるか雰囲気がわかります。